国の天然記念物にも指定されている岡山県新見市の鯉が窪湿原で森林の保全活動が行われました。

300種類以上の貴重な植物が自生する鯉が窪湿原の環境を守ろうと、JT(日本たばこ産業)が2016年から取り組んでいる保全活動「JTの森 鯉が窪にいみ」です。

今回はJTの従業員や新見市の職員などおよそ90人が参加。

2年前に植樹し、1メートル前後に成長した約600本の少花粉スギの下草刈りなどを行いました。

(広島から参加)
「カマキリの卵を見つけました。

自然豊かできれいな森になってほしい」

(JT岡山支社 松下周平副支社長)
「地域の方々としっかり理解のもと、保全活動をよりよいものにしていきたい」

新見市とJTが締結した保全活動実地のための協定期間は来年3月までですが、今後についても現在検討が進められているということです。