岩手県警は17日、旅券を所持していなかった入管難民法違反の疑いで、九戸村の外国籍の男性を誤認逮捕していたと発表しました。
県警によりますと、任意同行した九戸村の外国籍の男性が旅券を所持していなかったことから10月15日午後6時10分に入管難民法違反の疑いで現行犯逮捕しました。しかし、逮捕後の調べで、所持品から有効な在留カードを発見。誤認逮捕であることが判明し県警はおよそ5時間後に男性を釈放し、謝罪しました。逮捕前の捜査で在留カードは見つかっていたものの、担当した警察官が在留カードを持っていれば旅券の携帯義務がないことを知らなかったということです。
県警公安課の前川拓也次長は捜査手法に問題があったことを認めた上で、「事案を個々に分析して対策を講じていきたい」とコメントしています。
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