感染症情報です。

定点医療機関で確認された最新のインフルエンザの患者数は前の週より17人増加し26人でした。

また、リンゴ病の患者数は依然として警報レベルとなっていて、県が注意を呼びかけています。

県衛生研究所によりますと、今月6日から今月12日までに県内39の定点医療機関から報告があったインフルエンザの患者数は、前の週より17人増加し、26人でした。

一定点医療機関あたりでは0.67人となっています。

保健所別では、置賜で14人、山形市で6人村山と庄内で3人となっていて最上保健所を除く保健所管内で増加傾向となっています。

インフルエンザは感染力が強く、いったん流行が始まると、 短期間に多くの人へ感染します。

また、乳幼児や高齢の人など抵抗力の弱い人が感染すると重症化するおそれもあり、注意が必要です。

また、同じ期間に県内26の小児科定点医療機関から報告があった「伝染性紅斑」
いわゆる「リンゴ病」の患者数は前の週より10人減少し91人でした。

1定点あたりの患者数は3.50人で、27週連続の警報レベルとなっています。

保健所別では、最上で36人、置賜と庄内で15人など、県内すべての保健所管内で警報レベルが続いています。

「リンゴ病」は微熱やかぜの症状などが出て両頬に赤い発疹が出るのが特徴で、子どもに多くみられます。

県は、リンゴ病の流行がここまで長引いているのは異例だとして、換気や手洗い、
適切なマスクの着用など基本的な感染対策を徹底するよう呼びかけています。