能登半島地震のあと、何度も被災地を訪れ、チャリティーコンサートを行うなど、支援を続けるシンガーソングライターのさだまさしさんが、16日石川県輪島市の神社を訪れ、震災からの復興を祈願しました。
さださんは、能登の復興を祈願する松明の竹を奉納するため、輪島市の重蔵神社を訪れました。

3月に奈良市の東大寺二月堂で行われた修二会で、さださんは地震と豪雨の被害に見舞われた能登に思いを寄せ、松明の竹を献上しました。竹は、ふだんは東大寺に保管されますが、今回、特別に長さおよそ7メートルの竹でできた松明が、重蔵神社に運ばれました。
さだまさしさん「最初来た時の朝市の焼け跡を見た時は、茫然として本当に言葉もなかったですよね。東日本大震災もそうですし中越地震もそうですし、みんな何もなくなった所から、みんな乗り越えて、もっと良い町にしようと思って発展している町がたくさんあるので、応援し続けることがすごく大事なんですよね」

さださんは、理事長を務める「風に立つライオン基金」を通じて、今後も支援を続けることにしています。