メルセデス・ベンツが初めてのEV=電気自動車の専門店を横浜でオープン。日本の市場にいま海外勢が攻勢をかけています。
記者
「こちらの車も、あちらの車も店内に置いてあるすべての車が電気自動車なんです」
横浜市にオープンしたのは、メルセデス・ベンツにとって世界で初めてのEV専門店。価格は700万円台から1500万円台。
日本では最多となるEV5車種を販売し、EVの専門人材を配置しています。ただ、日本でのEVの販売比率はわずか1%程度。小さい市場に力を入れるのはなぜなのでしょうか?
メルセデス・ベンツ日本 上野金太郎社長
「日本の電気自動車の進捗が私どもブランドを含めて若干遅いかなっていうふうに感じた中で、やはりここで攻勢をかけるためには専売拠点をしっかりと日本で私たちメルセデス・ベンツが先陣を切ってやりたい」
市場が小さい今だからこそ、シェアを奪う狙いです。
きのう、EV世界2位の中国の「BYD」が、来月からSUV=多目的スポーツ車を440万円で販売すると発表。SUVのEVを展開する日産やスバルは500万円台から。日本メーカーとの価格差を意識した設定です。
一方、日産と三菱自動車は今年、軽自動車の規格でEVを投入。補助金込みで100万円台という価格で半年で4万台を超える大ヒットとなり、あらたな市場を開拓しました。今後EVのシェア争いはさらに激しくなりそうです。
注目の記事
「胸がなくても大丈夫」乳がん公表の梅宮アンナさん…闘病から電撃結婚までを語る 家族への願い「変わりなく接してほしい」

【初密着】110番通報を受ける『大阪府警・通信指令室』 約2割は"迷惑通報"など緊急性なし「何千回も同じ内容でかけてくる」 それでも府民の命を救うため「どんな声にも耳を傾ける」

「謎の光る帯」上空で目撃 明け方に揺れるその正体は…専門家に聞いてみると 鹿児島・姶良市

今シーズン「ノロノロ台風&迷走台風」多発か さらに勢力は去年より増す可能性も 海水温の上昇だけでなく“偏西風”にも理由があった 備えるため「予報円」正しい理解を tbc気象台

富士山噴火 その時、大量の火山灰が降ると…「人の流れ、物の流れが滞ってくる」 富士山科学研究所 吉本充宏研究部長が指摘する準備と対策

「3行超えたら威圧感」「その絵文字は怖い」令和7年のSNS作法 あなたはついていける?「インスタは顔にモザイクがカワイイ(*´ー`*)」え??【原田曜平教授も解説】
