荒尾市の野原八幡宮では、ユネスコの無形文化遺産に登録された伝統芸能「風流(ふうりゅう)」が披露されました。

1000年以上の歴史がある野原八幡宮・秋の例大祭の「風流」は、公家をモチーフにした狩衣(かりぎぬ)姿に、獅子頭に見立てた笠を被った2人の稚児が太鼓を叩き、大人の笛や歌に合わせて踊ります。

荒尾市内3つの地区が毎年披露する風流は、鎌倉時代の趣を残し、2022年に日本全国の民俗芸能「風流踊(ふうりゅうおどり)」として、ユネスコの無形文化遺産に登録されました。

稚児役の子ども達は、それぞれの地区で受け継がれる伝統芸能を暑さにも負けず踊り切りました。

稚児を務めた小学6年生「大変だったけど、ちゃんと出来たのでよかったです」
――点数をつけるなら?
「100点」