岩手県大船渡市の山林火災で被災した、森林の所有者を対象とした森林組合が主催する座談会が14日夜に開かれ、森林災害復旧事業の内容が説明されました。

座談会には三陸町綾里地区の住民およそ40人と、森林組合や県の担当者が参加しました。

2月に発生した大船渡市の大規模山林火災では、被害を受けた山林3400ヘクタールほどのうちスギやアカマツなどの人工林が、およそ1700ヘクタールと半数を占めています。

復旧事業を利用するかという意向調査の回答期限が17日に迫るなか、参加者たちは座談会を通して疑問点などを確認し、今後の選択についての情報を集めていました。