自転車の盗難被害を防止しようと鍵かけを呼びかけるポスターを制作した専門学生に14日、山口県警山口南署から感謝状が贈られました。

ポスターを制作したのはYIC情報ビジネス専門学校2年の河村 龍さん(20)です。山口南署の筒井克彦署長から感謝状が手渡されました。

自転車の盗難被害がなくならないことから、警察が学校に依頼したところ河村さんが手を上げました。

ポスターは不審者が自転車を盗んでいるところに遭遇したシーンを表現したものです。不審者役も追いかける手もすべて河村さんです。不審者感を演出するため、服装を黒ずくめにしました。

山口南署管内では今年に入って先月末までに25件の自転車盗難被害が確認されていて、そのうち20件が鍵をかけていませんでした。また、17件が駅の駐輪場で発生しています。

ポスター制作 河村 龍さん
「流し見ちゃうところとかポスターはあると思うので、なにか印象に残るものだったりとかそういうものじゃないと人の目を引けないかなっていうところで、インパクトの部分を重要視して考えましたね」

ポスターはJR新山口駅などに順次、掲示されます。