担い手不足により継承が危ぶまれている長崎県五島の“玉之浦神楽”。
その魅力をより身近に感じてもらおうと、奉納以外の場でも披露する取り組みが始まっています。


地元の商店の一角で開かれたこの取り組みは、奉納以外でも玉之浦神楽に触れる機会をつくりその魅力を伝えようと、保存会らが企画しました。


400年以上の歴史を持つ玉之浦神楽は、毎年9月に地元神社の例大祭で奉納されてきました。


しかし人口減少による担い手不足もあり、舞の数を減らすなど近年は規模を縮小せざるを得ない状況です。


観覧した人:「迫力があってすごかった」「機会があれば挑戦してみたい」

白鳥神社 神楽保存会 越首 伸之介会長:
「神楽をやってみたいという人が一人でも増えてくれたら」


保存会では他の地区でもこの取り組みを行い、担い手不足の解消につなげて伝統を継承していきたいとしています。