北方領土との交流事業に使われている旅客船「えとぴりか」が高松港で一般公開されました。

おととい(11日)から高松港で一般公開されている「えとぴりか」です。北方領土問題の平和的な解決のため、北海道の根室市と北方四島の交流事業などで使われています。一般公開では、船内の見学ができるほか、元島民の子孫の話が聞けるコーナーも設けられました。また、パネル展示では、北方四島の風土や、領土問題の歴史などを伝えていました。
(北方領土問題対策協会 田中麻理事務局長)
「まずはどういう問題なのかということを知っていただくことが大切だと思っていまして、日本の立場というものを考えるきっかけになっていただければいいかなと」
訪れた家族連れらは、北方領土問題への関心を深めていました。