息子などになりすまして高齢者からキャッシュカードをだまし取ろうとした疑いで、福岡市の少年(15)が岡山県警に逮捕されました。

詐欺未遂の容疑で真庭警察署に逮捕されたのは福岡県福岡市の解体作業員の少年(15)です。警察によりますと少年は、名前のわかっていない人物らと共謀、今月(10月)9日ごろから複数回にわたり、この人物らが真庭市の女性(82)の家に電話をかけ、息子になりすまして「保険金の支払いで100万円が必要だ」「すぐにお金を下ろせないならキャッシュカードを渡してくれればいい」などと嘘を言い、10日に解体作業員の少年が女性の家を訪問してキャッシュカード2枚をだまし取ろうとしたものの、見破られて未遂に終わった疑いです。

警察では、女性の家族からの通報を受け捜査していたところ、総社市内にいた少年を発見、容疑を特定しきょう(11日)逮捕したものです。