5年に一度の「国勢調査」の回答率がいったんの期限だった8日までで、およそ66%だったことがわかりました。総務省は27日まで調査を続けることにしていて、早めの回答を呼びかけています。

国勢調査は、人口や世帯の実態などを把握するために国内に住む人を対象に行う最も基本的な統計調査で、回答は法律に基づいた義務です。

調査の回答期限はいったん8日となっていましたが、総務省によりますと、9日午前0時時点の回答率は郵送とインターネット合わせておよそ65.9%でした。インターネットでの回答は、このうちの45.4%分で、前回に比べ9.4ポイント高くなっています。

前回の最終的な回答率はおよそ83.7%でした。

総務省は27日までインターネットや郵送での回答を受け付けるほか、回答をしていない世帯には調査員が訪問することにしていて、早めの回答を呼びかけています。