ことし1月から10月の農林水産物や食品の輸出額は1兆1218億円となりました。急速な円安も追い風になって輸出額は2年連続で1兆円を超えました。
農林水産省によりますと、ことし1月から10月の農林水産物や食品の輸出額は去年と比べて15.3%増え、1兆1218億円になりました。
1兆円超えは2年連続で、過去最高額となった去年よりも1か月早く1兆円の大台を突破しました。
新型コロナの感染拡大が落ち着いた欧米で外食需要が回復したことなどに加え、急速に進んだ円安が輸出の追い風になった形です。
品目別で輸出額が最も大きかったのはホタテ貝で768億円でした。
そのほか▼ウイスキーが483億円▼日本酒が395億円▼ぶりが284億円などとなっています。
政府は、農林水産物・食品の輸出額について、2025年までに2兆円の達成を目指しています。
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