温泉街で萩焼の文化を楽しんでもらおうと、山口県長門市の長門湯本温泉で「うつわの秋」が開かれています。

萩焼深川窯振興協議会などが開いているもので、メイン会場の「恩湯」には、市内の5つの窯元から8人の作家の作品が展示されています。「花巡り」がテーマで、秋の紅葉をイメージした作品などおよそ100点が並んでいます。

古民家ギャラリー「おとずれ堂」の茶室では作家の強い個性が表れた茶わんやオブジェなどを鑑賞できます。

萩焼深川窯振興協議会会長 十六代 坂倉新兵衛さん
「遠くからお越しの方々にはこの土地を楽しむ、深川の地であったり長門湯本温泉を楽しむものとして、器も一緒にご覧頂ければなと思っております」

湯の町の文化を紹介する施設「まちの番台」は、地域の生花店とのコラボで萩焼を植木鉢にした多肉植物を展示販売しています。

展示は「恩湯」が10月14日まで、「おとずれ堂」と「まちの番台」は11月3日までです。