猛暑や記録的な大雨など、今年、熊本県内の農業は大きな打撃を受けました。

こうした中、JAグループは出荷大会を開き、これから冬にかけて出荷される野菜について、去年と同程度の販売目標を掲げました。

「秋冬野菜・果実出荷大会」には、生産者や市場関係者など約270人が参加しました。

この中でJA熊本経済連の丁 道夫会長は、今年8月の記録的な大雨に触れ、生産者を労いました。

JA熊本経済連 丁 道夫会長「生産はおおむね順調に推移しています。酷暑の中、復旧作業を進め、適切な管理作業を行った成果です」

県内では大雨などの影響でトマトやイチゴ、スイカなどの作付面積が減少しています。

これを受けてJAグループは「冬の土用・未の日に赤いものを食べると縁起がいい」という言い伝えをPRし、県産のトマトやイチゴの消費拡大を目指します。

今年度の秋冬野菜・果実の販売目標は去年と同程度の375億円です。