様々な業種で不足する人材を確保しようと、高知県は高度なスキルを持つ外国人材の雇用を促進するセミナーを高知市で開催しました。

このセミナーは人口減少により県内の様々な業種で人材が不足していることから、大学などを卒業し高度なスキルを持つ外国人材の雇用を促進しようと県が年に1回開いています。セミナーには県内企業およそ20社の人事担当者らが参加。実際に外国人材を雇用している県内企業の代表が講演し、「外国人材が自発的に仕事に取り組み活躍していること」や、「外国人の文化やその国の情勢を把握することが大切であること」を話していました。このあとの交流会で参加者たちは県内留学生と日本語で会話し交流を深めていました。

(県商工労働部商工政策課 前田淑 企画監)
「日本人の大学生の採用も年々難しくなっています。県内の高等教育機関から(外国人材を)受け入れることを中心に皆さんには採用に踏み切ってもらいたい」

県は10月29日に外国人を対象とした合同企業説明会を高知市で開催する予定です。