<LIVEしずおか 滝澤悠希 キャスター>
さまざまな政策の実現が求められますが、政策実現のためには少数与党ですので、他党との連携も重要になってきます。国民民主党の榛葉幹事長が10月6日、自民党の麻生最高顧問と面会するなど、様々な動き出てきています。では、今後の連立の枠組みはどうなっていくのか。TBS報道局解説委員の後藤さんに聞きました。

<TBSテレビ報道局 後藤俊広 解説委員>
高市さんと、高市さんの最大の後見人的な立場にいる麻生さんが意図しているのが、恐らく国民民主党との連携だと思います。双方がアプローチとか近づいていくには、何らかの政策的な合意って必要だなと思っています。まずは足元の自民と公明というこれまでの枠組みをどう維持しにしていくか。そこがまず第1の関門になってると思うんですね。実際に連立の離脱ということを示唆する関係者の人はいるんですけれども、現実問題として今すぐ離脱しますよということにはならないと思います。
<滝澤キャスター>
国民民主党、そして公明党という話も出てきていますが、このあたり距離感はどう考えたらいいでしょうか。

<若林洋平 参議院議員>
もちろん基本は今の連立与党を組んでおられます、公明党さんにしっかりと理解をしていただいて、そこは基盤であることは間違いないと思うんですよね。ただ、それも含めて簡単に連立は組めるかっていうとそうじゃないと思うので、よく政策をお互いに見てその上で検討していくことが大事じゃないかなと思います。
<滝澤キャスター>
右傾化とも懸念の声が出ていますけれども、どういうバランスでこの連立っていうのを見ていく必要があると思いますか?
<若林洋平 参議院議員>
そこがちょっとやっぱり誤解があると思うんですよね。元々、保守政党とさっき私言ったんじゃないですか。その中でのむしろバランスが今崩れてるのが自民党の中が崩れてるわけであって、全然、私は中道保守だって高市新総裁もそうだって思ってますし、そこの誤解をしっかりと解くことが大事じゃないかなと思います。