熊本市は、今年8月の記録的な大雨で自家用車などを失った人を対象に交付している「共通乗車券」の申請期間を1か月延長します。

熊本市は8月の記録的な大雨を受けた独自の支援策として、9月12日から「共通乗車券」を交付しています。

これは自家用車やバイクが被災した市民を対象とした、年内いっぱい使える40回分の回数券です。

熊本市電(路面電車)や路線バスなどは無料、タクシーは300円割引きで利用できます。

市は対象者を約4000人と見込んでいましたが、申請者は昨日(10月6日)時点で1014人にとどまっています。

ただ、先週は1日20件ほどの申請があったため、一定程度の需要があるとみて申請期間を1か月延長することを決めました。

申請は、10月10日までは各区役所の窓口で、10月14日以降は熊本市役所だけで受け付けます。

また、ホームページからの申請も可能で、期間は11月10日までです。