自民党総裁選から一夜明け、高市新総裁は党の役員人事をめぐり、鈴木俊一総務会長を要職で起用する方向で調整していることがわかりました。

自民党の新しい総裁に選ばれた高市氏は、さっそく党役員人事の検討に着手しています。

高市氏はきのう、中曽根元外務大臣ら自らに近い議員らとも会談し、人事や今後の政治日程などについて意見を交わしたものとみられます。

こうしたなか、総裁選の決選投票で支持した麻生最高顧問に近く、財務大臣などを歴任した鈴木総務会長を要職で起用する方向で調整に入ったことがわかりました。党運営の要である幹事長などが有力視されています。

高市氏は今月7日にも党役員人事を決めた上で、15日に予定されている国会の総理大臣指名選挙や組閣に向けた準備を急ぐ方針です。