存廃が議論されているJR芸備線の利用者を増やす実証事業として特産品の「ピオーネ」をふるまう列車の運行が始まりました。

きょう(4日)から運行が始まった「新見 ピオーネ列車」は利用者低迷により存廃が議論されているJR芸備線で、再構築に関する実証事業の一環として運行されます。

車両にはステッカーが貼られ、

乗客に沿線の特産品「ピオーネ」と「シャインマスカット」をふるまうことで、

沿線地域の観光客増加にもつなげようという狙いです。

(新見市 根石憲司副市長)
「(観光客の)受け入れ態勢を整備して、力を入れて最後まで、実証事業が終わるまでしっかり取り組んでいきたいというふうに思っております」

ピオーネ列車は今月26日までの土・日・祝日に1日1往復運行されます。