「瀬戸内国際芸術祭2025」の秋会期が始まりました。初めて参加する香川県宇多津町など14のエリアで38日間にわたって開かれます。

大勢の人が列を作った秋会期初日の高松港です。観光客を乗せた船が島へ向かって次々と出港していきました。

初参加となる宇多津エリアでは、古い街並みが残る古街を中心に5つの作品が展示されました。山本基さんの『時を紡ぐ』は、塩田で栄えた宇多津の歴史にちなみ、塩で無数の泡の形が描かれています。

(訪れた人)
「作ってるところは息もしていないのかなとか思いながら。『ふっ』てしたら飛んでいきそうじゃないですか」
宇多津のほか、香川県中・西部の島を加えた秋会期は、来月(11月)9日まで開かれます。