富士通が、アメリカの半導体企業NVIDIAと新たなAIの共同開発などを目指してパートナーシップを締結しました。

富士通の時田隆仁社長と、NVIDIAのジェンスン・ファンCEOは、きょう(3日)都内のホテルで揃って発表会に出席し、握手を交わしました。

富士通とNVIDIAは、より高度な計算や処理ができるAIの開発に向けて、両社の装置を統合した新たなコンピューティング基盤を共同開発することなどを発表しました。

NVIDIA ジェンスン・ファンCEO
「日本のAIインフラの基盤を、日本の産業と日本の人々のために構築する」

富士通とNVIDIAはスーパーコンピュータ「富岳NEXT」の開発で提携していましたが、今回は自立学習型のAIを開発することで、人手不足など日本社会のさまざまな課題の解決を目指すということです。

富士通は、「2030年ごろまでに、新たなAIを実装したロボットを開発し、介護で場所や人を選ばすサービスが提供できることなどを目指す」としています。