香川県高松市の障がい福祉課が先月、通所受給者証を誤って別人に発送していたことがわかりました。

高松市の発表によりますと、先月(9月)25日、障がい福祉課が市民2人に対して作成した通所受給者証を発送する際、職員が送付先の確認を十分しないまま封筒に入れ違えて発送したということです。30日になってこのうち1人から他人の受給者証が郵送された旨の連絡があり誤送付が判明しました。

市ではこの市民に謝罪し、正しい受給者証を手渡すとともに、誤って送付した受給者証を回収、もう1人の市民に対しても謝罪し、届いた封筒を未開封の状態で回収したということです。

受給者証には氏名、住所、生年月日などのほか、支給決定内容などの個人情報が記載されているということで、高松市では再発防止に向けて、送付先の確認を十分に行うよう指導するとともに、受給者証の作成者と発送者の複数で確認することを徹底するなどとしています。