熊本空港周辺を巡るバスの実証運行の開始を前に、出発式が行われました。

テープカットが行われたのは、益城町と西原村が10月1日から運行する「益城・西原空港ライナー」です。

この定員8人の乗り合いバスは、熊本空港やテクノリサーチパークなどを経由し、益城町と西原村を結びます。

これまで、益城町と西原村から熊本空港に向かう公共交通機関が少ないことが課題となっていました。

実証運行を通じて、空港に近いテクノリサーチパークや東海大学阿蘇くまもと臨空キャンパスへの通勤や通学のほか、インバウンド客の利用も期待しています。

【写真を見る】乗降場所のマップ/朝・昼・夕の運行予定表

益城町 西村博則町長「知ってもらい、体験してもらいたい。便利さを体感してもらうことで、空港まで、東海大学まで、西原まで利用してもらえれば助かる」

利用には予約が必要で、朝と夕方は時刻表通りに運行し、日中は予約に応じて走ります。利用料金は距離に応じて、200円(2㎞未満)~600円(8㎞以上)です。

期間は2026年9月末までで、改善点を洗い出したうえで本格運行につなげたい考えです。