香川大学農学部が開発したブドウを使った赤ワインの仕込み作業が、香川県さぬき市のワイナリーで始まりました。

さぬき市のさぬきワイナリーです。作業が始まったのは、「香大農R-1」を使った赤ワインの仕込みです。

この品種は、香川大学農学部が約20年前に開発。他の赤ワインと比べてポリフェノールが2~3倍多く含まれ、濃い色にも関わらず飲み口が軽いのが特徴だということです。

きょう(29日)は、入荷したての約4トンを機械で搾っていきました。
(さぬきワイナリー 松本朋弥副工場長)
「品質は良いものになっていると思います。日本でここでしか使っていないブドウなので、さぬきワイナリーの顔のワインとして飲んでもらいたい」
「香大農R-1」を使った赤ワインは、11月16日からさぬきワイナリーなどで販売される予定です。