兄弟デュオ・ビリーバンバンの弟、菅原進さんが、恩師・浜口庫之助さんの没後35周忌・生誕108年祭「浜口庫之助 傑作選LIVE」に出演しました。

菅原進さん



進さんが公の場に登壇するのは、兄の菅原孝さんが9月11日に肺炎で亡くなったことを発表してから初めてです。

出演前、取材に応じた進さんは、孝さんについて“あんなに優しい人はいませんでした。優しくて頑固で。どんどん兄貴の思い出がよみがえってきて、すごく今寂しいです“と、しんみり。一方で、“兄さんと僕は、すごく仲悪かったです。当たり前なんです、兄弟は。ぶつかっていく。それが勉強になって成長していくんですよ“と振り返りました。

菅原進さん




さらに進さんは、1人でビリーバンバンのデビュー曲「白いブランコ」を披露。“やっぱり兄貴に隣にいてほしいよ“と、しみじみと語り、“空気がつかめない感じ。(孝さんが)隣にいてビリーバンバンですからね。仕方ないですけど、これからは1人で兄貴の分まで生きていきます“と話しました。

孝さんとの最後の会話は、進さんが「兄貴、兄貴」と呼ぶ声に孝さんが「ああ、ああ」とかろうじて反応したときだったと振り返り、孝さんの最期を看取ることができたことを明かしました。

菅原進さん




今後については1人でビリーバンバンの歌を歌い継いでいく予定だそうで“声が出る限りは歌っていきたいと思います“と力強く誓っていました。

菅原進さん


進さんは、ライブのトップバッターとして登場。客席からは“頑張って“との掛け声が飛ぶと、進さんは明るく“頑張ります。今ね、ムード作ってんだよ。今日はここにお兄さんがいると思って一緒に歌いたいと思います“と気丈に客席を笑わせながら、兄の孝さんを偲んでいました。

【担当:芸能情報ステーション】