原子力発電所の運転期間の延長が検討されている中の訓練です。中部電力は静岡県御前崎市の浜岡原発で12月1日、南海トラフ巨大地震に備えた防災訓練を行いました。
<訓練の様子>
「地震発生」
「安全確保」
1日の訓練は、震度7の南海トラフ巨大地震が起きたことを想定し、行われました。中央制御室を模したシミュレーター室では、原子炉が緊急停止したとして、原子炉を冷やすための装置を動かす方法などを確認しました。
また、地震の被害で原子炉を冷やす機能が一部失われたことを想定し、敷地内の放射線の監視を強化するための「可搬型モニタリングポスト」を海側に設置する訓練も行いました。
原発の運転期間をめぐっては、「原則40年、最長60年」と定められていますが、これを60年以上運転できるようにする検討が現在、続いています。福島第一原発事故以降、すべての原子炉が止まったままの浜岡原発。原発の稼働を経験していない社員の割合も増えているといいます。
<中部電力浜岡原子力発電所 浜岡地域事務所 榊原浩之専門部長>
「プラントは止まっていますが、使用済み燃料はプールの中にあります。しっかりと緊急時の対応能力は整えていかないと、と思っております」
原発を取り巻く状況が変わりつつある中、中部電力は再稼働を視野に、着々と準備を進めているようにみえます。
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