熊本県益城町が公募した「ご当地マンホール」のふたのデザインコンテストで、最優秀賞などの受賞者が決まりました。

来年で発生から10年となる熊本地震について、復旧や復興を知ってもらう一つとして、益城町が下水道のデザインマンホールを活用した取り組みを進めています。

9月25日にコンテストの最優秀賞などが発表され、表彰式が行われました。

「中学生以下の部」最優秀賞 益城中学3年 塩月杏奈さん「うれしくて飛び跳ねてしまったような感じでした。益城町が誇れるものを何個か思い浮かべ、それを絵にした」

「一般の部」最優秀賞を受賞 熊本市 宮﨑純子さん「飛行機と桜並木とスイカの3点に絞ってレイアウトした。益城町に活気があふれるように、みなさんが来て元気づいたらいいなと思う」

最優秀賞の二つのデザインは、今年度中にも4車線化が進む県道熊本高森線の歩道に、合わせて10枚設置されます。

益城町では来年度以降もマンホールのデザインを募集し、「マンホールの聖地となるような取り組みにしていきたい」と話しています。