イスラエル南部に、イエメンの武装組織フーシ派によるドローン攻撃があり、20人以上がけがをしたと地元メディアが伝えました。

イスラエルメディアによりますと、24日、南部エイラートにフーシ派のドローンが着弾し、少なくとも20人が負傷しました。このうち2人が重体だということです。

ドローンはホテルの近くに落下し、複数の部屋が被害を受けました。

イスラエル軍は対空防衛システム「アイアンドーム」で2度迎撃を試みましたが、いずれも失敗したということです。

フーシ派はイスラム組織ハマスに連帯を示し、イスラエルへの攻撃を繰り返していますが、これまでの多くは迎撃されていて、今回のように多数のけが人が出るのは異例です。

イスラエルもイエメンにあるフーシ派の拠点を空爆するなど応酬が続いていて、今後さらに激化することが懸念されています。