熊本県阿蘇市の草原で、地元の小学生が、秋の草原に咲く希少な植物を観察しました。

阿蘇市波野のスズラン公園で草原学習を行ったのは、波野小学校の全校児童36人です。

このスズラン公園では、市の調査で208種類もの草原性植物が確認され、そのうち20種類が希少植物だということです。

児童たちは、オミナエシやワレモコウといった秋の草原に咲く植物を見つけるたびに、嬉しそうに観察していました。

児童「知らないお花とかあるから楽しい」
児童「お花も大切にしたいし虫とか動物とかも大切にしたい」

草原学習を主催した阿蘇市は、子ども達が地元の宝である草原への理解を深めてもらうきっかけになればと話しています。