中谷防衛大臣は沖縄県内の自衛隊の訓練が過度な妨害行為などによって計画通りに実施できていないことについて、「大変遺憾」だと述べました。
沖縄県内では、アメリカ軍基地の負担に加え、先の沖縄戦における地上戦の体験から、自衛隊の訓練やイベント参加に反対する抗議活動が相次いでいます。
中谷防衛大臣
「沖縄県民の方々を含めて、国民の命と平和な暮らしを守るべく、日頃から訓練など様々な活動を実施をしておりまして、現場の隊員1人1人がそれぞれの持ち場において、日々懸命に取り組んでおります。今回のような事案につきましては大変残念に思います」
中谷大臣はきょうの会見でこのように述べ、沖縄の自衛隊の活動に理解を求めた一方で、「必要な訓練の内容の変更を余儀なくされている」として「大変遺憾」だと述べました。
発言の意図について、中谷大臣は「(自衛隊の活動に)反対の立場も含め、それを表明すること自体を否定するものではない」と前置きしたうえで、「自衛隊の活動につきましては、国民の皆様にもご理解とご協力をいただきたい」「私自身が先頭に立って発言し、信頼を増していくことが必要」だと説明しています。
また、「大臣の発言が市民を委縮させることにはならないのか」という指摘を受け、中谷大臣は「良識と度量をもってやっていただきたい」と述べるにとどめました。
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