福岡県北九州市の中学校で18日、水道の蛇口や、プールのシャワーヘッドが大量に盗まれているのが見つかりました。
警察が窃盗事件として捜査しています。
北九州市教育委員会によりますと、18日午前6時半ごろ、北九州市八幡西区の木屋瀬中学校で、見回りをしていた教頭が屋外にある手洗い場で水道の蛇口がなくなっているのを見つけました。

その後、学校が調べたところ、屋外にある真ちゅう製の水道の蛇口36個とプールのシャワーヘッド6個が盗まれていました。

さらにプールの横にあるトイレの壁や小便器も壊されていて、学校は警察に被害届を提出しました。

木屋瀬中学校 牧島伸司 校長
「学校施設で子供たちが使用するものですので、こういうことが絶対あってはならん。そういう不安をあおるようなことはやめていただきたい」

北九州市では9月、金属窃盗が相次いでいて、市営住宅の給湯器7基のほか、閉校した小学校からエアコンの室外機12台が盗まれています。
市教委は今後、学校の警備を徹底するなど、防犯対策を強化するとしています。