全国で警察への信頼が揺らぐ事案が相次いだことを受け、香川県警は臨時の署長会議を開き、本部長が捜査に対する姿勢について訓示しました。

会議には、香川県の警察署長ら約60人が出席しました。全国警察本部長会議を受け開かれたもので、神奈川県でストーカー被害を訴えていた女性が殺害された事件や、警視庁公安部による大川原化工機のえん罪事件などで、警察への信頼が揺らいでいます。香川県警の小林本部長は、捜査に対する意識改革を指示しました。

(香川県警察本部 小林雅彦本部長)
「感度を上げる。報告を徹底する。リーダーシップを発揮する。ストーカーやDV、児童虐待は警察が最後のよりどころとなる事案です」
今後、それぞれの所属長からすべての警察職員に訓示の内容が共有されるということです。