公共交通網の強化を図る熊本市は、現在検討している新たなバス専用レーンの区間を延伸する方針を示しました。

これは、9月18日の検討会で明らかになったものです。

熊本市の通称・国体道路は「バスの速度が歩行速度より遅い」とさえ言われています。

そのため市は国体道路や産業道路でバス専用レーンの設定を検討していますが、その区間を見直し、東区の鉄工団地通り交差点から中央区の九品寺交差点までの4.5キロに拡大するとしました。

熊本電気鉄道社長 中島敬髙委員「例えば朝の1時間でもバスレーンにするなど、柔軟性のあるバスレーンにする必要がある」

また、JR南熊本駅と市中心部を快速バスで結ぶ実証実験については、来年1月から1か月程度実施することが明らかになりました。