青瓷(せいじ)作家、加藤溪山さんの喜寿を記念した作品展が、岡山市北区の百貨店で開かれています。

柔らかな曲線を描く造形の中に、目が覚めるような赤が鮮烈なコントラストを放ちます。岡山市北区の岡山高島屋で開かれている「加藤溪山 青瓷展」です。
京都で100年以上続く溪山窯(けいざんがま)の三代目である加藤さんは、窯の伝統を守りながらも、従来の緑や青だけでなく赤い顔料をとり入れた作品の制作にも励んでいます。
(三代目 加藤溪山さん)
「青瓷の中に赤があることで、また全体が引き立ちますので、そういうところを見ていただきたい」

作品展は岡山高島屋で今月(9月)22日まで開かれています。