貸与品の保管などが不適切だったとして、山口県警が、県内の警察署に勤務する警察官の男女2人を所属長注意としたことが17日、分かりました。

8月29日付けで所属長注意を受けたのは、いずれも県内の警察署に勤務する男性巡査部長(50代)と女性巡査(20代)の2人です。県警監察官室によりますと、男性巡査部長は今年6月、物品を紛失したとして、管理が不適切だったとされます。階級章や手錠、警棒、警笛、拳銃、警察手帳などの「貸与品」ではないとしています。

また、女性巡査は今年7月、貸与品を不適切に保管したとされます。対象となる物品・貸与品が何かや、どの警察署なのかは明らかにしていません。

いずれも悪用されておらず、個人情報に関わるものではないとしています。県警監察官室では「指導・教養を徹底する」としています。