大規模災害を想定し住民が船を使い避難する訓練が16日、山口県長門市で行われました。
訓練は大規模地震が発生し長門市通地区につながる橋に被害が出るという想定で、警察や海保、地域住民などが参加しました。
海に囲まれている通地区は孤立状態になるため、住民は漁港から観光船に乗り込み避難しました。観光船で沖合1.6キロに停泊している巡視船に向かい、乗り換えました。
通地区の住民
「青海大橋が通れなくなったときもあるんです。あのとき非常に困りましたので、こういう移動方法もあるんだなと実感できましたね」
山口県警警備課 重永悟課長補佐
「無事に避難者の方々の輸送というのが滞りなくできました。これが皆様方の連携によってなしえたものと考えております」
警察や海保では、今回の訓練を生かして災害時の迅速で効果的な活動をしていくということです。