岩手県警は県内の警察署長を集めた定例の会議を開き、全国的に警察官と警察職員の懲戒処分が増加していることから職務倫理の徹底を確認しました。

12日の会議は、県内16の警察署の署長など73人が出席し、一部を除いて非公開で行われました。
県警によりますと、2025年1月から6月の上半期に懲戒処分を受けた全国の警察官と警察職員の数は154人で、前の年の同じ時期から40人増えて過去10年で最多となっています。

県警でも2025年、すでに3人が懲戒処分を受けています。

増田武志本部長は12日の会議で、全国で違法な捜査や被害者への不適切な対応が発生したことも踏まえ、職務倫理の徹底を求めました。