大手回転寿司チェーンの「スシロー」が、広島市中心部の広島パルコに初進出です。回転レーンを映像で再現するという変わった仕組みで、若者や観光客を惹きつけます。
午前11時のオープン前から列ができるほどの人気ぶりです。映像で寿司を見ながら、画面をタッチして注文できる「デジロー」です。

スシロー広島パルコ店 青木昌己店長
「時代の流れで、商品をレーンに流せなくなった背景もあるが、再現することで楽しさが新たに生まれ変わったのでは」
注文で迷ったときに便利なのが、すしナビと呼ばれる機能。ハッシュタグで「創作メニュー」などと検索すると、商品を絞り込めます。

末川徹記者
「醤油を漬けることで、脂身がさっぱり感じておいしい。価格もお手ごろです」
デジローは、広島県内で廿日市・福山の店舗に続き、広島パルコが3店舗目。今回、広島市中心部に初出店した狙いを聞きました。

スシロー広島パルコ店 青木昌己店長
「若者のまちが本通りだと思っている。若者をターゲットにした店。近くに原爆ドームもあるので観光客のインバウンド需要にも応じている」
訪れた人
「初めて見た。楽しい。近未来感がすごい」

韓国からの観光客
「スシローは、韓国の一番有名な場所(ソウル)にもある。韓国人がパルコのスシローを見たら、積極的に来る。韓国語版にもでき、便利」
デジローは9月だけで、国内9店舗に導入されるということです。