オンライン授業だけで卒業資格が得られる通信制の大学「ZEN大学」の学生が11日、山口県長門市で林業を体験しました。

林業を体験したのは、日本財団ドワンゴ学園が今年4月に開学した通信制の「ZEN大学」の学生3人です。ZEN大学は学生に自分らしく生きる力を身につけてもらおうと、長門市と連携した体験プログラムに取り組んでいます。

3人はおのや機械を使ってまき割りに挑戦しました。マツはスギやヒノキよりも燃やしたときの火力が強いことなども学んでいました。

学生
「第1次産業が衰退してきてる今、こういう過酷だけどやりがいもある仕事がもっと広まってほしいと思います」

割ったまきは、登り窯の焚き木に使う地元の萩焼の窯元に届けました。

学生
「切り倒された木がどこでどういうふうに使われているのかっていうのを学べたなと思っています」
「ビジネスなので難しいところもあるし、でも、その自然を相手にしなければ環境が壊れていくというのが肝になっていると思うので」

林業体験は、今月30日までの予定です。