山口市で大学生が企業を取材し、企業情報誌を制作する取り組みが行われています。地元企業で働くことに興味を持ってもらうねらいもあります。
市内の10社で仕事内容や働き方、職場の雰囲気を取材していて、10日は学生3人がテレビ山口を訪れました。
山口大学 江谷稟空さん(2年)
「お仕事の内容をちょっとお聞きしたいなと思って、報道と営業」
テレビ山口山口営業部員
「(営業部は)CMの枠を売るためにいつもしている業務が、基本的には外回りをしています」
仕事のやりがいのほか、就職前に身につけておいたほうがいい知識など、学生の視点で積極的に質問を投げかけていました。
山口労働局によりますと、2025年春に山口県内の大学などを卒業した学生の内定先は県内企業が26.7%で、学生と地元企業とのマッチングが課題になっています。
山口大学 江谷稟空さん(2年)
「現場で会社の中に入って、知ることがたくさんあってすごくおもしろい。僕らが伝えた魅力をきっかけに山口で働く人が増えればいいかなと思ってます」
山口市ふるさと産業振興課 林 宮子さん
「県内の就職率が上がるような、都会に行った学生さんも目に留まるような周知もしていきたいと思っています」
情報誌は12月の完成予定です。県内の大学や山口県への就職を支援している県外の大学などに配布されるほか、山口市のホームページで公開される予定です。