イスラエルとイスラム組織ハマスの停戦交渉の仲介国カタールで、イスラエルがハマスの幹部を標的とした攻撃を行ったことについて、林官房長官は10日、「強く非難する」と話し、「停戦の実現と人質の解放に向けて誠実に取り組むよう、改めて強く求める」と強調しました。
林芳正 官房長官
「今回、イスラエルによる攻撃が行われたことは、外交努力を妨げ、カタールの主権と安全、ひいては地域の安定を脅かすものであり、我が国として強く非難をいたします」
林官房長官はこのように述べた上で、「日本はカタールへの連帯を表明するとともに、イスラエルに対し、直ちに交渉に立ち戻り、停戦の実現と人質の解放に向けて誠実に取り組むよう、改めて強く求める」と強調しました。
また、現時点で、今回の攻撃による日本人の被害の情報には接していないと明らかにした上で、「在留邦人の保護に万全を期すとともに、事態の更なる悪化を防ぐべく、必要なあらゆる外交努力をおこなっていく決意だ」としています。
注目の記事
「開かずの扉」はなぜ開いたのか? 森友文書17万ページ“奇跡の開示”の舞台裏 石破前総理・加藤前財務大臣らが証言【報道の日2025】

パンや味噌汁でもアルコールを検知してしまう?飲酒してなくても摘発されてしまうのか 警察に聞いてみた

“ポンコツ一家”で過ごした5年間 認知症の母と一発屋芸人 にしおかすみこさんが語る「ダメと言わない」介護【前編】

「下請け」は"NGワード" 法改正で消える暗黙の上下関係 フリーランスも保護【2026年から変わること】

免許証には「12月28日まで有効」届いたハガキの更新期限は「1月5日」免許センターまで車で行くと違反?警察に聞いてみると…

【実録・詐欺犯VS警察官】 詐欺電話を受けたのは“本物の警察官”「信号検査・逮捕令状・強制捜査」次々に出る専門用語…人々が騙される巧妙な手口を公開









