選挙に関する全国的にも珍しい取り組みです。
有権者の多くが休日で投票しやすい日曜日に行われるのが一般的ですが、高千穂町では平日の9日、町議会議員選挙の投票が行われているんです。なぜ、平日に実施しているのか取材しました。
9日、投票日を迎えた高千穂町議会議員選挙。
定数13に対し14人が立候補していて、投票所に訪れた有権者が一票を投じていました。
(有権者)「(平日の投開票はどうか?)いいんじゃないか。普通だったら病院の帰りに寄れるから」
「(平日投開票は)昔からあるので特に違和感はない」
「仕事の合間とかに来ないといけないのでなかなか時間が(ない)」
公職選挙法では、選挙の実施について曜日に関する規定はなく、国政の補欠選挙などを除いて各自治体が自由に決めることができます。
町によりますと、高千穂町で日曜日以外の投票が始まったのは、1947年の町長選と町議選からだということです。
(高千穂町・林謙一 総務課長)「平日の選挙に至った経緯は、当初より人件費などの選挙経費の削減が一番の理由」
今回の町議選では、町の職員およそ80人が開票業務などに従事。日曜日に投開票を行った場合は時間外手当が終日生じますが、平日であれば、日中は通常の勤務時間となるため、およそ250万円の経費削減が見込めるということです。一方、気になるのが投票率。
過去10回の町議選の投票率を見てみると、1985年には93.89%と最も高くなり、コロナ禍の2021年には80%を下回ったものの、高い投票率を維持しています。
町は、平日投票が定着しているとして今後も継続していく考えです。
(高千穂町・林謙一 総務課長)「期日前投票の期間に土曜・日曜が含まれており、投票率もこれまで高い投票率で推移しているので、平日選挙が投票率に影響することはないと考えている。今後も引き続き平日での選挙を行っていきたい」
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