石破総理が辞任する意向を表明したことを受け、自民党は総裁選を来月4日投開票とする方向で最終調整に入りました。そして“ポスト石破”に向けた動きも活発になっています。
辞任表明会見から一夜明け、笑みを見せながら自民党本部に入った石破総理。出席した臨時の役員会では幹部らに対し、次のように伝えたといいます。
自民党 森山裕 幹事長
「(石破総理から)『新総裁が選ばれるまでの間、国民の皆様方に対して、果たすべき責任を確実に果たしていき、新総裁・総理に託したい』」
その新総裁を決める選挙をいつ、どのような形で実施するのか。野党などからは「政治空白」を長引かせるべきではないとの指摘があるものの、自民党内では党員に幅広く意見を聞くべきだという声が強くなっています。
自民党 斎藤洋明 財務副大臣
「フルスペックでやることによって、一定程度時間はかかることになりますけれども、しっかり党員の皆様のお声を聞くべきだと思います」
自民党 中曽根康隆 青年局長
「自民党の危機、まさに『解党的出直し』をするというタイミングにおいて、日頃から自民党を支えていただいている党員とか党友とか、しっかり反映される仕組みにすることは私はものすごく大事だと」
午後、森山幹事長ら幹部は総裁選の形式などについて協議し、いわゆる「フルスペック」で行う方針を固めました。フルスペックの場合、議員票と党員・党友票が同じ数配分される形になります。
また、自民党幹部によりますと、日程は9月22日の告示・10月4日投開票で最終調整しているということです。
“ポスト石破”をめぐっては早くも名乗りを上げる人が。先陣を切ったのは、去年の総裁選にも立候補した茂木前幹事長です。
自民党 茂木敏充 前幹事長
「今回の自民党総裁選に出馬すると。そういう思いを固めました。党や政府で様々な経験をさせていただいた。私の全てをこの国に捧げたい」
また、同じく去年、石破総理と争った小林元経済安全保障担当大臣や、林官房長官らも周囲に意欲を示しているということです。
林長官は総裁選への出馬について。
林芳正 官房長官
「前回も一緒に戦った仲間の皆さんもいらっしゃいますので、よく相談をしたい」
軸となるのは、前回の総裁選で石破氏と決選投票で競った高市前経済安全保障担当大臣と、おととい、石破氏に引導を渡すかたちとなった小泉農林水産大臣です。
総裁選の号砲はすでに鳴っていて、この2人を中心に複数の候補者による争いになる見通しです。
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