静岡県富士宮市の特産落花生の収穫が、いま、最盛期を迎えています。2025年は猛暑に加え、雨が少なかったことから栽培に苦労したということですが、出来栄えは良いということです。

<JAふじ伊豆富士宮落花生部会 浅井国雄部会長>
「こんな感じで実がついています。おおまさりネオですね。私はビールのつまみに最高です」

富士宮市では、水はけの良い土壌が落花生の栽培に適していることから、明治時代から落花生が栽培されています。

浅井国雄さんの畑では、粒の大きさが通常の1.5倍から2倍ほどの品種「おおまさりネオ」がいま、収穫の最盛期を迎えています。

2025年は猛暑に加え、雨が少なかったことから畑にたっぷりと水をまくなど栽培に苦労したということですが、出来栄えは良いということです。収穫した後は、丁寧に選別し、実が成熟しているか、一粒一粒、手作業で確認していました。

<浅井部会長>
「農家はみんな選別には苦労していると思います。苦労しているから味わって食べていただきたいですね」

富士宮落花生部会の落花生は、JAファーマーズマーケット「う宮(みゃ)~な」で10月いっぱい販売されるということです。