戦後80年、戦争の記憶をどう語り継ぐか課題となっています。

山梨県笛吹市の小学校では広島の被爆者の思いを受け継いだ「伝承者」による講演会が開かれました。

被爆体験伝承者 石倉誠さん:
「ピカッ、それからグワッと炎の塊が路面電車を覆いつくしました」


講話を行う北杜市の石倉誠さん、「被爆体験伝承者」です。

被爆体験伝承者とは約2年間の研修や審査などを行ったうえで広島市が認定するもので、全国で約240人が活動しています。

石倉さんは3年前から伝承者として活動していて、3日は芦川小の児童など約40人に広島市に住む現在92歳の被爆者 朴南珠さんから聞き取った、当時の広島の惨状や平和への思いを伝えました。