四国の水がめ、高知県の早明浦ダムの貯水率が低下していることから、香川用水への供給量を20%減らす第一次取水制限が始まりました。

午前9時、節水を呼び掛ける看板が香川県庁に設置されました。

早明浦ダムの午前0時現在の貯水率は66.8%で、今後まとまった雨がなければさらなる低下が予測されることから、香川用水への供給量が20%カットされます。香川県は、庁舎と関連施設にあるトイレ約130か所で洗面所の水圧を通常の半分にするなど、節水に取り組みます。
(香川県水資源対策課 平尾誠治課長)
「もしこのまま雨が降らない状況が続くと第二次取水制限、第三次取水制限と続いていくようになるので、県民の皆さんにはより一層の節水をお願いしたい」
第一次取水制限は5年連続で、直ちに県民生活への影響はありませんが、香川県などは節水を呼び掛けています。