「防災の日」のきょう、各地では防災訓練が行われ、政府は南海トラフ巨大地震が発生したとの想定で総合防災訓練を実施しました。
政府の防災訓練は、12月1日午後5時10分に和歌山県の南の沖合を震源地とするマグニチュード9.1の南海トラフ巨大地震が起きたとの想定でおこなわれ、大臣らは徒歩で総理官邸に集まりました。
石破総理
「この未曾有の大災害にあたり、早急に被害状況を把握し、被災者の救出・救助、危険な区域からの避難の支援など、国民の命を守る活動に総力をあげて取り組む必要があります」
緊急災害対策本部会議では、テレビ会議システムを通じて和歌山県串本町など被害が予想される自治体から被害状況などを確認しました。そのうえで石破総理は「政府としてプッシュ型支援を速やかに進める」と強調し、閣僚に対し「全力をあげて災害応急対策に取り組むよう」指示しました。
「防災の日」のきょう、全国各地では避難訓練がおこなわれるなど、防災意識を高める取り組みがおこなわれています。
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