インドネシア各地で反政府デモが激化していて、地方議会の庁舎が放火されるなどし、これまでに5人が死亡しました。日本大使館も在留邦人に注意を呼びかけています。
インドネシアでは、国会議員の高額な住宅手当などに対する反発を背景に、首都ジャカルタで25日から抗議活動が広がりました。
その後、治安部隊の車両に市民がひかれて死亡したことを受け、デモは一気に拡大。各地でデモ隊が暴徒化し、現地メディアによりますと、東部スラウェシ島では29日、地方議会の庁舎が放火され、職員ら4人が死亡しました。
現地の日本大使館は、警察施設への襲撃や公共施設への損壊行為などで多数の被害が出ているとしたうえで、不要不急の外出控えるよう呼びかけています。
また、インドネシアの国営通信社によりますと、インドネシア政府はデモの拡大を受け、プラボウォ大統領が31日から予定されていた中国訪問を取りやめたと発表しました。
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