香川県が老朽化を理由に解体を決めている“船の体育館”、旧県立体育館について、有志の県議会議員が工事の入札手続きの中止を求める申し入れを行いました。

県議4人連名の知事への申し入れ書が担当者に手渡されました。旧県立体育館をめぐっては、耐震性を理由に解体を決めた県に対し、民間団体が建物の保存を訴えています。
申し入れ書では、文化庁が文化財と同等の補助制度を検討するなど、判断の前提条件が変わっているとして、入札手続きを中止し開かれた場での協議を求めています。
(植田真紀香川県議)
「入札の前にストップさせて協議の場を持つと、これが県の姿勢ではないかと思って、議会としてもしっかりと意思表示をすべきだと思いました」

県議は、教育長に対しても同様の申し入れを行いました。